冷熱のキオトのブログ

怪獣ソフビ大好き人間のブログです

ウルトラマンブレーザー2話雑感

良かったところ

・隊員たちに会うシーン。1話の出来事に触れてそれぞれの優秀さに触れつつも、エミ隊員とカフェをどちらが払うかとか、テルアキ副隊長のボールペン探し、アンリ隊員の立つときに書く場所ない問題など、わりと日常生活でも起こりうるあるあるトラブルを挟んでコメディチックに描いているのが良い。

・ゲードスの生態描写。とにかく魚を食い荒らし、背中から熱を放出し、戦闘時には頭の触手を伸ばして電流と、これでもかと生態を描写していたので満足。海の特撮作品シーンもセット・合成ともにグッド。

・スパイラルバレードの一本釣り。2話からしてなかなか面白い使い方を見せてくれた。今後もさまざまな応用が見せてくれると期待。

気になったところ

・じっちゃんはエミの何を見て筋が良いと言ったのかよくわからなかった。こういうのはある意味お約束のシーンではあるが、劇中ではエミの滞在時間もそんな経ってないし、漁師に向いていると思わせるようなところも特になかったので…

・ヤスノブの登場をラストに回したかったのはわかるが、車の改造とか色々やってるのにここまで出くわさないのは逆に不自然に感じてしまった。まあありえなくもないとはいえ…

全体として、SKaRDの結集と、ゲードスの生態描写が光る、素晴らしい怪獣ドラマであった。1話はほぼ戦闘時シーンのみとわりと変化球で戸惑ったところもあったが、2話の怪獣人間ドラマはかなり満足できた。それにしても参謀長は隊長に完全な情報を渡していなかったり、逆にエミやヤスノブが知っていることがあったりと、何が狙いなのかよくわからないことも多い。そういったところも含めて、今後のブレーザーが楽しみだ。